今現在でも中国では若い方々が家族を助ける為に出稼ぎに行く事が多いみたいです。
日系企業が沢山あるテクノセンターと呼ばれる工業地帯。
中国の至る所から出稼ぎにきて安い賃金の中頑張って働いて家族に仕送りをしているみたいなんです。
テクノセンター内には寮があり、皆さんが共同生活をしているのです。
プライベートなど存在しない世界。
洗濯は手洗い、流しで頭を洗い流し、当然お風呂などはないのです。
シャワーからはお湯すら出る事はありません。
当然、日本では考える事の出来ない生活。
働くとは?
その答えは実に簡単です。
『生きるため』
しかし同じような年頃の日本人の意識はどう?
働くとは生きるためなんて考えもしないでしょ?
家もあり、わがままに暮らし、なに不自由なく生活し、親の世話になりながらも親の文句を言い。
努力、忍耐、そんな言葉は存在していない。
裕福であるがゆえの軟弱です。
その場所に日本人大学生が研修に。
信じられない状況に
『有り得ない』
『人間の生活する場所じゃない』
『日本人で良かった』
『可哀想…』
そんなん意見ばかりです。
完全に上から目線で少しイラッとしました。
確かに研修だから終わりがある。またいつもの不自由のない生活に戻れる。
しかし、逃げる場所も、行く所もない。その場にいる人達は生きるため、家族を守るために『必死』なんです。
そして仲間同士助け合いながら生きているのです。
つまりそこには夢があり、『心の豊さ』は沢山あるのです。
日本人は夢がなく、『心の貧しさ』が沢山あるようにしか僕には見えなかったのです。
これから日本の経済はガタガタになっていく事でしょう。
物価は上がる一方。
しかし、給料は物価上昇率と同じようには上がらない。
つまり貧富の差はますます激しくなります。
一流企業でさえ簡単になくなってしまう時代です。
実際問題、小さな僕らみたいな企業は明日の保証などないし、一寸先は闇の毎日です。
だけど時代背景の中で生きて行かないとならないし、従業員やアルバイトさん達の生活も守らないとなりません。
そのために『必死』に色々な可能性にチャレンジしていくのです。
『時間だけ過ごせば給料がもらえる』
そんな時代は終わったのです。
年功序列も崩壊、誰にでもチャンスはあります。
戦後の復興時代に似たサバイバルが到来するかもしれません。
今時の日本人に『生きるとは?』『働くとは?』という研修制度を取り入れている関西大学の教授は素晴らしいと思いました。